あまちゃんの脚本家・宮藤官九郎にパクリ疑惑?土下座で謝罪来るか?

ドラマ「あまちゃん」が大ヒット中の
脚本家・宮藤官九郎さんが脚本を手掛ける映画「謝罪の王様」にパクリ疑惑、だとか。

この映画のポスターに激怒している、というのは、
漫画「どげせん」を手がけた、漫画家のRINさん。

「どげせん」は
高校教師が学校外のあらゆる問題に土下座で立ち向かうというギャグ漫画。

このマンガがすごい!2012」6位を獲得し、
現在は続編の「どげせんR」がヤングキング少年画報社)で連載中です。
いっぽう映画「謝罪の王様」も、謝罪で問題を解決するのがテーマで、
今秋の公開を告知するポスターでは、

主演の阿部サダヲさんが
地面に頭を叩きつけて土下座する姿が中心に描かれています。

これを見たRINさんは
自身のTwitterにて、

「謝罪や土下座を扱うのは勝手だが、
先達が開拓した作品のキモやウリの部分を避けるのは最低のマナー」

と、
先に発表されている「どげせん」のキモが土下座にあり、
それをポスターにされたことに対して、憤っており、

「あのポスターだけは差し替えて貰おうと思っています」
と、配給会社の東宝に正式に抗議する姿勢をみせています。
これについてネットでは

「実写かと思った」と、
漫画「どげせん」を知る読者からの意見が出るいっぽう、

「土下座をテーマにした作品はどげせんの前からある」と、
テーマ自体は手垢がついたものであるという冷めた見方も。

確かに、1998年から放送されたフジテレビ系のコント番組「笑う犬の生活」では、
ウッチャンナンチャン内村光良さんが土下座で仲裁に入る、
「関東土下座組」というコントが人気となりました。

「どげせん」の存在を知らない人でも、
ウッチャンの土下座なら知っているという人も多いかもしれませんね。
また、バラエティー番組「笑う犬」シリーズには
宮藤官九郎さんがコント作家として参加していたこともあり、

「関東土下座組」に関与したことがあるかは不明ですが、
笑いのセンスがそれに近いことはあるのかもしれませんね。
いずれにしてもこの段階で
どちらの意見が有利とも言えない状況。

ネットの意見のなかには、

この炎上を見越したうえで、
土下座謝罪、という映画プロモーションなのでは?という憶測も出ています。

あるいは、最初から仕組まれたものか?

映画公開が近づいた頃、
両者が笑顔で握手する図、なんてこともあったりして・・