九重親方・元横綱の千代の富士が膵臓癌のため死去!小さな横綱はどのように生まれたのか?

大相撲で史上3位の優勝31回を誇り、一時代を築いた元横綱千代の富士九重親方61歳という若さで、膵臓癌のために亡くなりました。 急な出来事でビックリしましたけどね。

それこそ最初LINEニュースでスマホを見たときには”えっ!?マジ!?”って思いましたよ。 全然そんなに病気が悪いとは思っていなかったです。 まだ61歳ですし、これからも相撲界のために頑張って行くんだろうなって思っていたんですけどね・・・。

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そんな九重親方は北海道の福島町という小さい漁師町の出身です。 子供の頃から漁業を手伝って自然に足腰が鍛えられていたそうですよ。 運動神経が抜群で”オリンピック選手もいける”と言われるほどだったということ。

でも相撲は大嫌いだったということですが、ではどうしてそんな人が大横綱になったんでしょうかね? まあ、筋肉も凄くて目立っていたと言うことで、盲腸炎の手術の時にあまりにも腹筋が凄くて、手術が長引き麻酔が切れたようです。 それでも必至に耐えている姿を見て、院長が千代の山の入門を世話した事がある若狭さんに連絡し、そこから相撲部屋への入門になったようですね。

相撲は嫌いだった九重親方なので、最初は断ったそうですが、「入門するなら飛行機に乗せて上げるよ」という言葉に負けて 家族の反対を押し切って九重部屋に入門を決めたそうです。

昔はこういう勧誘が多かったんじゃないですかね? 九重親方も最初はいやいや相撲をやっていたようですが、成績はよかったそうですよ。 相撲取りとしてはとても小さいですけど、あの筋肉はすごかったですよね。

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私も子供のころ、祖父母と一緒に応援していました。 田舎のじじばばの娯楽といえばやっぱり相撲だったんだと思います。 その中で小さい力士の千代の富士が、大きな横綱を倒すって言うのは爽快でしたし、かっこよかったです。

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でもあのころって今よりも横綱への品格ってうるさくなかったのかな? 千代の富士ってよく考えると相手もにらみつけてたし、結構やんちゃな相撲をとっていた気がしますけどね。

まあ、日本人だから許されていたんだろうか? 千代の富士人気ありましたからね・・・。細身で筋肉質な体系とそれにあの精悍な顔立ち。それはそれは大変な人気で、お年寄りから若い人までアイドル的に人気がありました。 人気も実力もある横綱でしたよね・・・。

引退のときは悲しかったですね・・・。貴花田に敗れて、引退を決めたとか言われていましたけど、時代の流れでしょうね。現役を引退してからは九重親方になり、後進の育成にがんばっていました。

それなのにすい臓がんで亡くなるなんてね・・。 2015年にすい臓がんがみつかり、手術もしていたんですけどね。 2016年には癌が再発し、胃や肺に転移していて、鹿児島などで治療を受けていたということです。

でもそんなそぶりも見せず、がんばっていましたよね。 実際は目に見えて急激に痩せましたけど・・。それが九重親方の病気のつらさを物語っていました。

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こんな人気のある力士はもう現れないでしょうね。 それだけに昭和の時代が終わった感じがして悲しいです。 ご冥福をお祈りします。